枕の定番となった低反発枕ですが、高反発枕はまだ使ったことがない方も多いのではないでしょうか。
私は枕で肩こりを起こしたことがあるので、硬い高反発枕には意味のない敵意を持っていて(笑)使ったことがありませんでした。
ですがちょっとしたきっかけで高反発枕を使って以来、すっかり高反発枕の虜となってしまいました(ちょっと大げさですが)!
そんなわたしの体験談を交えて、低反発枕と高反発枕の違いや、肩や首のコリにはどちらの枕がいいのか?という疑問についてご紹介させていただきます。
低反発枕と高反発枕の違いとは
何となく柔らかいのが低反発で、硬いのが高反発、というのがわたしのイメージです。
それはそれで合っているのですが、もっと詳しくご説明しましょう。
低反発枕
低反発枕の代名詞ともいえるのが「テンピュール」ですね。
首や頭の形に合うように枕が形を変え、圧がなくなるとゆっくり元の形に戻ります。
このように反発力が弱い枕を低反発枕といいます。
実際に触ったり使ったりしたことがある方はわかると思いますが、押すとす〜っと沈んでいき、離すとゆっくりと元に戻っていきます。
沈み込んで形を合わせてくれるので、枕の高さにそれほど慎重になる必要がなくなるのがメリットです♪
この沈み込んでフィットする感覚が気持ち良いので、低反発枕がここまで人気になったのも頷けますね。
ですが、沈み込む分寝返りがしにくい枕とも言えます。
わたしも今まで低反発枕は、テンピュールから安いものまでいろいろと使ってきました。
使っていたときはそれほど寝返りについて考えたことはありませんが、確かに頭が固定される感覚はあります。
ですが布団に入った時のリラックス効果は抜群です。
ただ、あまりにも安価な低反発枕は体の形にフィットせず、気持ち良いどころか肩こりを起こしてしまいました(笑)
結局すぐに使うのをやめることになったので、みなさんもあまりにも安価な低反発枕にはご注意ください!
高反発枕
高反発枕といえば「マニフレックス」や「めりーさんの高反発枕」が有名ですね。
反発力が高い枕のことをいいます。
高反発枕は沈み込みすぎず、適度な反発で首や肩をしっかりサポートしてくれ、体圧を分散する効果もあるので、全身の血行を良くするというメリットもあります。
そして最大のメリットは寝返りがしやすいということ!
低反発枕に比べて今ひとつ認知度の低い高反発枕ですが、わたしは使い始めてからびっくりするくらい寝返りしています。
それまで使っていたタオルを重ねた枕にも飽きていたので(笑)お店で偶然見た高反発枕に一目惚れ♪思い切って使ってみることにしました。
最初はやっぱり硬いなぁ〜って思いました。
そして少〜しずつ沈んでいくという感覚です。
最初の2〜3日は少し首に違和感があり、やっぱりだめかぁ〜と諦めかけたのですが、ものすごく寝返りをしていることに気づきました。
そして寝つきも良くなり、夜中に布団の中で目がさめることもずいぶん減りました。
首の違和感は、ちょっと枕が高いのかな?と思いバスタオルを背中に敷いてみて、ちょうど良いと思える高さにして寝てみると・・・
朝起きたらバスタオルはどこへ行ったのやら・・・(笑)
それだけ寝返りしているということなんですね。
首の違和感も1週間くらいでなくなり、だんだんと良い感じになっていき、今ではこの枕がないと眠れないとすら思うようになりました。
ということで、低反発枕と高反発枕の違いは反発力でした。
メリットは低反発は寝心地がいい、高反発は寝返りしやすいということです。
デメリットは低反発は寝返りしにくい、高反発は最初違和感があり、慣れるまで多少時間がかかるということでしょうか。
肩や首のコリにおすすめなのは低反発?高反発?
枕による肩こりの大きな原因は高さによるものです。
じゃあ、首に合わせて形を変える低反発がいいのね!
と思いそうですが、低反発枕には寝返りがしにくいというデメリットがあります。
寝返りをせず、同じ姿勢でいると血行やリンパの流れもも悪くなり、筋肉も疲労してしまいます。
これは肩こりを起こす原因です。
寝返りしやすく血行の流れを邪魔しないということから、肩こりには高反発枕がおすすめです。
ですが低反発枕がダメダメなわけではありません。
体の形にフィットするということは体圧を分散させるので、どこか集中的に負担がかかるのを防ぐ効果があります。
枕の高さで首や肩のコリを起こしている人には効果的です。
寝返りがしっかりできていないと感じたら高反発を、そして枕の高さに問題があると感じたら低反発枕を選んでみてはいかがでしょうか。
高反発枕よりも先に登場した低反発枕の、あまりの寝心地の良さに類似品が多数販売されブームが起きました。
でもだんだん寝返りがしにくいということに気づいて、登場したのが高反発枕だともいわれています。
わたしの経験からいうと、どちらも良いのですが、高反発枕がオススメです♪
寝返りがしやすいということが、ぐっすり眠れる環境をつくっているかな?と思います。
仰向け、横向き、うつ伏せとアクティブに一晩中動いて、血行を良くしましょう!
まとめ
低反発枕も高反発枕も、それぞれメリットとデメリットがあり、迷ってしまいます。
使わず嫌い(笑)という方も多いと思います。
心配であれば高さの調整ができるもので、あまり安すぎないものから始めてみることをおすすめします。
あなたにぴったりの枕に出会えるといいですね♪
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