数あるまくらの中でも、気にはなるけどなかなか手がでない・・・というのがテンピュール枕ではないでしょうか。
お値段を考えると、どうしても気になるのが寿命や寝心地ですよね。
また普通の低反発枕とどう違うのか?というのもよくわかりません。
そんなテンピュール枕の疑問点について私なりに検証してみました。
果たしてテンピュール枕は、心地よい眠りへと導いてくれるのでしょうか?
テンピュール枕の寝心地や評判は?
もう随分前になりますが私も使ったことがあります。
まだ低反発枕などが一般的に流通する前で、どんなものなのかどうしても試してみたくて、衝動的に清水の舞台から飛び降りてしまいました(笑)
記憶も薄れてしまいましたが、寝心地の良さは今でも覚えています。
適度な沈み具合と首筋にフィットする感覚は、それまでの枕にはない初めてのものでした。
フワフワしていながらしっかりと支えられているような感覚は、普通の低反発まくらとは別物です。
でも”枕の怖いところ”は全ての人が満足できるものではないということですよね。
テンピュールがその後、形や高さなど選べるものを開発したということは、しっくりこない人もいるということです。
私個人としてはテンピュールの寝心地には太鼓判を押したいところですが、全ての人が満足するかというとそうではありません。
ただ私が使ったのは随分前なので、枕の種類も増えている昨今の評判はどうなのか?と思ってアマゾンのレビューを見てみました。
100人以上のレビューで半数強の方が星5つを付けています!
さすがテンピュールですね。
その中で星1つの感想はこのようなものでした。
・劣化が早く、問い合わせても無意味だった
・昔の製品と比べると柔らかくへたりが早い
・サイズが合わなかった
へたりが早くなったというレビューは何人かいました。
新しくなって製品も向上しているのかと思いきや、ちょっと意外なレビューでした。
テンピュール枕と低反発枕の違いとは
一見普通の低反発と変わりないように見えますが、実は大きな違いがあります。
テンピュールの素材は特殊な粘弾性ポリウレタンフォームというもので、体に合わせて変形して体圧を分散させてくれるものです。
この技術はNASAが宇宙飛行士にかかる重力をサポートするために開発されたものが始まりで、米国宇宙財団に認定されているんです!
かなりスケールの大きな話ですが、そんな技術が自分の頭を支えてくれてると思うと、いい夢が見れそうな気もしますね。
そのような優れた技術なので、一般的な低反発とは素材そのものが違います。
一般的な低反発枕の素材は軟質ウレタンフォームです。
弾性と粘性を持っていて、圧をかけると空気を押し出し圧がなくなるとゆっくり戻るという素材です。
低反発も体圧が分散される素材なので確かに似ていますが、テンピュールの素材は体温までも感知してゆっくり沈み込みます。
私も安価な低反発枕を使ったことがありますが、全然別物だと思ってください!
一般的な低反発まくらは製品によって沈み具合も違うので、枕の高さが合わないと肩こりを起こす原因にもなってしまいます。
いろいろな低反発の枕が販売されているので、選ぶのも本当に大変ですよね。
テンピュール枕の向きなど正しい使い方について
テンピュール枕を買ってみたのはいいけど、上と下で高さが違う???
どっちが上なの?
と悩みますよね。
うっかり屋の私はなにも疑わず見た目の判断で、低い方を首に当ててしばらく寝ていました(笑)
当然こっちが首でしょ!!と変な自信のもと使っていましたが、どうもしっくりこなくて逆にしてみたところ抜群の寝心地!
ということで枕の高い方を首もとに、低い方が上に来るように枕をセットしてくださいね。
あと気になるのがメンテナンスです。
正しいメンテナンスの方法や取り扱いはどうしたら良いのでしょうか?
これは公式サイトを見た方が確実です。
大事なところを抜粋させて頂きますね。
・臭い
私は全く感じませんでしたが、素材の臭いを感じる方がいるようです。
だんだん消えるそうですが、直射日光を避け日陰干しをすることで早く臭いが取れます。
・メンテナンス
一部の商品を除いて洗濯、ドライクリーニング、アイロン、タンブル乾燥はできません。
できることはカバーを洗うことと、風通しのいい日陰で干すことです。
汚れた場合は水で濡らし、固く絞った布で拭き取ります。
湿気を取り除くためにも定期的に日陰干しをするようにしてください。
・保管
保管する場合は折り曲げたり、形を変形させたりせずに、本来の形のまま保管します。
湿気が多い場所も保管には向きません。
枕の湿気をできるだけ取り、乾燥した場所で保管するようにしてください。
・注意点
髪の毛が濡れたまま寝ないようにしましょう。
素材が傷んでしまいます。
引用元 http://jp.tempur.com/customer-support/product-care.html
湿気には注意が必要だということがわかりましたね。
枕でもうひとつ気になるのがダニです。
でもご安心ください!
テンピュールの素材は高密度にできているので、ダニが入り込めません。
カバーを清潔にしておけば心配いりませんね。
テンピュール枕の寿命は?
テンピュールのまくらは普通の枕よりも長持ちします!
テンピュールを使っていたときの私は枕の寿命など全く気にしなかったので、恐らく10年くらいかそれ以上使っていたと思います。
そのせいで肩こりを起こしてしまいました。
テンピュールは使っているとなかなか劣化には気づきません。
多少柔軟性がなくなったと気づいても、まず何年使用したか覚えていませんよね。
お値段もお値段なので、なかなか捨てる勇気がでません(笑)
10年くらいもつとも言われていたテンピュールですが、やはり保証期間のある3年くらいを目安にした方がいいかもしれません。
使う環境などにもよって寿命は大きく変わるので、それこそ10年使ったという人もいれば、2年でへたったという人もいます。
なかなか見極めも難しいですが、反発がなくなってきたと感じたら買い替えましょう。
まとめ
テンピュール枕も種類が随分増えました。
サイズや形、それにやわらかさや寝姿勢に合わせて選ぶこともできます。
それにマットレスやベッドなども登場しています。
公式サイトにはアウトレットコーナーもあり、旧モデルがちょっとお安く手に入ったりします。
http://jp.tempur.com/outlet/
通販でも安く売っていることもあるので、最近枕が合わないなぁ〜と感じていたら、テンピュールを試してみてはいかがでしょうか。
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