ずっと謎の肩こりに悩まされていたわたしは、その原因が枕にあることを突き止めました。
それは枕のズレに気づいたからです。
ですが、使っていたのは天下のテンピュール、まさかそんなことは・・・と思いましたが原因は単なる使いすぎ!
長年愛用していたテンピュールは見事にその役目を果たし、もう引退の身であったにもかかわらず、わたしによって酷使され続けとうとう悲鳴をあげたというわけです。
枕にも寿命があり、一般的には長くても3年くらい、それを過ぎると枕の特性や柔軟性なども損なわれてしまうそうです。
枕の使いすぎにはご注意くださいね。
さて、そこでわたしはテンピュールについていろいろと調べたくなりました。
決して安くはないテンピュール、買う前にはいろいろ心配なこともありますよね。
そんな心配なことや疑問についていろいろと調査してみたので、ぜひご覧ください。
テンピュール枕って登場したのはいつ?
枕になる前の素材の原型ができたのが1970年です。
宇宙船の座席を改良するため、アメリカ航空宇宙局のNASAで開発されました。
その後デンマークの”テンピュール・ワールド・ダン・フォーム工場にてテンピュールの素材が完成、1991年にアメリカで販売が開始されました。
日本で発売されたのは1992年、ウェルネットが正式輸入代理店として販売が始まりました。
そして1999年にテンピュール・ジャパンが設立されました。
今では98ヵ国もの国と地域で販売され、高い評価を得ています。
日本で発売されてからもう25年も経つんですね。
一時期低反発ブームが起き、テンピュールの劣化版のようなまがい品も多く登場したのを覚えています。
高かったですからね、テンピュール枕・・・。
私もその頃安い低反発枕を買って、首を痛めたことを思い出しました(笑)
テンピュール枕のメリットについて
テンピュール枕の良いところはなんといってもその寝心地です!
素材はウレタンですが、このウレタンがすごいのなんのって、そりゃあ宇宙船に使うくらいですから当然といえば当然ですよね。
このウレタンは体圧や体温によって変化し、均等に保つ働きがあります。
体圧が分散されると圧迫されることがなくなり、血の流れもスムーズになります。
そして一番大事な首や背骨が無理のない状態で眠ることができるので、ある意味快眠が約束されたといってもいい枕です。
人の体は十人十色、それぞれの体型に合わせてくれるので、自分で調整する必要がないのが大きなメリットです。
テンピュール枕のデメリットについて
やはり湿気の多い日本では、洗濯できないのが一番のデメリットではないでしょうか。
それと通気性が良くないので熱がこもりやすいというのもデメリットです。
特に夏場は暑く感じてしまうかもしれません。
そしてもうひとつ大事なのが寝返りです。
個人差がありますが、一晩にだいたい5〜20回くらいは寝返りをするそうです。
低反発だと頭部が枕に沈んでしまうので寝返りがしにくい状態になり、寝返りができないと筋肉が凝ってしまい、血行も悪くなってしまいます。
体圧が分散されて血行が良くなるけど、寝返りをうてないことで血行が悪くなる。。。
困りましたね、どっちなんでしょうか?
血行が良くなったり悪くなったりして、結局は正常ということでしょうか。
やっぱり実際に試してみるしかなさそうですね。
洗える枕もある?テンピュール枕のランキングと上手な使い方
昔はひとつの形しかなかったテンピュールですが、最近種類が増えているようです。
どんな形があってどんな寝姿勢に合うのかを、楽天のランキング順にご紹介させていただきます。
1位 オリジナルネックピロー 価格9,000円〜
スタンダードな波型の形状で、テンピュールといって思いつく形です。
高い方を首もとにして肩口までくるようにして枕を置いてください。
この波型が首筋にピッタリと沿って頭から首のラインを支えてくれます。
サイズは4種類、かたさはかため、仰向けでも横向きでも体を支えられる定番の枕です。
2位 ミレニアムネックピロー 価格14,000〜
オリジナルネックピローと似ていますが、首に当たる部分が少し違います。
見た目には首の部分が高すぎるようにも思えますが、中央部分が窪んでいるので首や頚椎を正常に維持、リラックスした状態を保つことができます。
中央部分が窪んでいるのは寝返りがしやすいようにです。
サイズは4種類、かたさはかため、横向きや仰向けで寝ているときの首や肩を包み込むようにサポートしてくれます。
3位 トラディショナルピロー 価格15,500円
ザ・枕ともいえる長方形で、中はテンピュール・エクストラソフトという独自の素材を使用、どんな寝姿勢にもフィットします。
かたさはやわらかめ・ふつう・かためから選ぶことができます。
大きさは1種類のみで、見ただけでぐっすり眠れそうなデザインです。
4位 シンフォニーピロー 価格16,000〜
中の素材はテンピュール・スーバーソフトを使い、ソフト感をアップ、フワフワとした感触です。
丸みを帯びた台形のようなデザインで、裏と表で形状が違いどちらでも使うことができます。
片方は緩いカーブがついていて仰向けに、そしてもう片方はフラットなので横向きがオススメの寝姿勢です。
サイズは4種類、かたさはやわらかめ、2通りで寝ることができるなんて、贅沢ですね。
5位 ソナタピロー 価格16,000〜
シンフォニーピローの進化系で、かわいい三日月の形が特徴です。
窪んでいる方を肩に置いて使います。
左右どちらに向いてもしっかりと肩をサポートしてくれるので、安定した寝姿勢を保つことができます。
サイズは3種類、かたさはやわらかめ、こちらも台形になっていて、裏表どちらでも使えます。
6位 オンブラシオピロー 価格21,000円
ちょっと変わった形の枕で、蝶々の羽のような可愛い枕です。
うつ伏せで寝ても首や背中が痛くならず、呼吸もしやすい設計になっていますが、もちろんうつ伏せ以外の寝姿勢でも使えます。
サイズは1種類、かたさはやわらかめ、圧力が緩和された枕です。
7位 イージークリーン 価格18,500円
なんと洗えるテンピュールも登場しました!しかも乾燥機もOKです。
中にはチップが入っていて、高さも調節することができます。
形はスタンダードな長方形、テンピュールの特性も失われていないそうです。
サイズは1種類、かたさはやわらかめ・ふつう・かためから選ぶことができます。
テンピュールも進化してますね!
大きさや形が随分増えました。
そしていつも間にやら洗えるものまであったとは驚きです。
どの商品も3年間の保証が付いているあたり、さすがテンピュールですね!
さて、肝心なテンピュールの向きですが高い方を首に充てます。
私は使っているうちにどちらかわからなくなって(笑)逆に使っていたこともあったのですが、高い方を首に充てたほうがしっくりきます。
テンピュール枕のメンテナンスや寿命、気になるダニは?
一部の洗濯できる製品を除いては、洗濯及びドライクリーニングはできません。
また、タンブル乾燥やアイロンも使えません。
メンテナンスは、カバーを取り外して風通しのいい日陰で干して定期的に乾燥させます。
表面の汚れは、固く絞った布で優しくふき取ってください。
テンピュールにできるメンテナンスはこのくらいです。
あとは、湿気を染み込ませないように、濡れた髪の毛のまま寝ない、寝室は換気を良くするなどしてください。
また表面の汚れなどもこまめに払い落としたり、枕カバーを清潔に保つのも長く使うポイントです。
とにかく湿気にはご注意ください。
そして気になるのはダニですよね。
テンピュールの公式サイトにはこのように掲載されています。
”テンピュール素材自体は非常に高密度に作られており、ダニなどが入り込む隙間がありません。また、素材にダニのエサになるような成分は含まれておりませんので、テンピュール素材の中からダニが発生することはまず無いと思われます。”
引用元 http://jp.tempur.com/customer-support/faq.html
なるほど、カバーや表面の汚れに気をつけていれば大丈夫のようですね♪
さて、気になる寿命ですが、だいたい5年くらいが目安のようです。
保証期間が3年と考えると、そのくらいが妥当かもしれませんね。
使い方や環境によって変わってきますので、何か違和感を感じるようになったら替え時かもしれません。
まとめ
テンピュール枕、いかがでしたか?
私もテンピュール枕をやめてから結構経ちますが、今一度使ってみたいなって思うようになりました。
でも安くても1万円近くしますからねぇ〜。
とりあえず私の頭の中の「お気に入り」に入れておきます!
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